国民的ロングセラーの基礎化粧品ドモホルンリンクルには、高い効果の口コミの裏で、悪い噂もささやかれています。
その真相について、勧誘、成分、金額、副作用という気になる4つの情報が明らかになりました。
お試しセットを申し込むと電話での勧誘がすごい?
ドモホルンリンクルの悪い噂で有名なのが、お試しセットを申し込んだ後の電話での勧誘がしつこいというのが多いです。
しかし本当にそうなのでしょうか、実際の口コミを元に真相を洗い出しました。
しつこい勧誘があったという口コミはない
ドモホルンリンクルを実際に使ったことのある人の口コミを、内容の良し悪しを交えて公正な視点で検証しました。
その結果、意外なことに、勧誘がしつこくて困ったというものはほとんど見られませんでした。
以前はお試しセットを注文した客に対して、使用後の感想について電話をかけることはありました。
しかしその目的は購入させるよりも、商品についての要望や改善点がないかの確認でした。
電話の内容は商品開発のためのマーケティングの一環であり、実際に多くの化粧品会社が取っている手法です。
電話カウンセリングを断る方法がある
実はドモホルンリンクルのサイトには、カウンセリングの電話がかかってこないような設定ができます。
その方法とは、公式サイト内の申し込みページで、アドバイスを希望しない選択をするだけです。
場所は公式サイトのお試しセットのページ内、中盤の下の方、お肌の状態についてお聞かせくださいの中にあります。
現在の肌についての質問事項が続いた後、今のお手入れ方法を教えてくださいの下に、お電話でのアドバイスについての質問があります。
その中のチェックマークに希望する、というのがありますがこれにチェックを入れない、それだけで電話が来ないようにできます。
過去に過度な勧誘があったのは事実らしい
そうは言っても、口コミで勧誘についての悪評があったのは、過去には事実でした。
その理由は時代背景によるものが関係していました。
当時は景気も良かったうえに、基礎化粧品にかけられるお金を持っていた人は今よりも多かったです。
加えてメールが一般的ではなく、商品のご案内を行う手段が電話しかなかったという背景もありました。
今はインターネットの普及によって、以前のご案内がLINEやメルマガに変わりました。
おすすめ商品のご案内だったものが電話を通じると勧誘されてるように取られてしまう、そんな心理も働いていたとも考えられます。
ドモホルンリンクルの成分についての悪い噂は勘違い
またドモホルンリンクルの悪い噂には、配合成分についても様々言われていました。
毎日肌につける化粧品なので真実はぜひ知っておきたいところ、成分についても徹底リサーチしてみました。
ステロイド(ホルモン剤)が配合されている?
ドモホルンリンクルにはステロイド剤が入っているという噂について、これは完全に嘘であると判明しました。
その理由は医薬品ではないから、ステロイドは別名、副腎皮質ホルモンと呼ばれる薬成分で、主に医師の指示の元で処方されるものです。
一部の医薬品には配合されるものもありますが、それは全て法律によって上限の割合が決められています。
その法が適用されるのは医薬品についてのみ、もしドモホルンリンクルに使われていたら、薬事法違反により販売中止どころか、会社も厳重な処分を受けます。
合成界面活性剤を使用している?
界面活性剤についても、多くの化粧品で品質保持のために使われているメジャーな添加物です。
界面活性剤には泡立ちを良くする他、水分と油分が混ざりやすくなり乳化させるためにごく少量の使用が法律で認められています。
ドモホルンリンクルでも例外ではなく、界面活性剤が使われているのは事実です。
ただその成分は石油由来ではなく、天然由来成分なのでより肌に優しく安心して使えるものが選ばれています。
エタノールが使われている?
エタノール、別名アルコールもまた化粧品によく使われる添加物の1つ、その効果はサラっとした質感にし清涼感を出すためです。
しかしアルコールは大変種類が多く、中には保湿効果が高く安全性の保証されたものもあります。
ドモホルンリンクルの一部の製品にはこうした良いアルコールが配合され、内容についても公表しています。
添加物の全てが悪というわけではなく、効果を高めるサポートをするものもあるのは意外な発見ですね。
パラベン(防腐剤)が使われている?
化粧品の品質保持に欠かせない成分の一つがパラベン、石油由来の合成化合物としては以前から問題視されていたものの一つです。
ドモホルンリンクルにも使われている、という悪い噂について、これも完全な間違いです。
再春館製薬ではパラベンの代わりとして、クミスクチン、チョウジ、カワラヨモギという成分で品質を保っています。
いずれの成分も天然植物由来でまた保湿効果も高めるので、安心して使えます。
ドモホルンリンクルは高すぎる?
ドモホルンリンクルには金額についても高すぎるという悪評がありますが、果たして本当に高額なのでしょうか。
8点全部そろえると月額およそ3万円
ドモホルンリンクルには8つのラインナップがあります。
洗うものとしてメイク落とし、洗顔料、パックの3点、保湿のための美容液、乳液、美肌エキス、クリームの4点、そしてUVクリームで全種類です。
各商品は1つにつきだいたい60日~75日分入っており、8点全ての金額の合計は消費税10%込みで66,000円、1か月で約30,000円相当になります。
それを考えると確かに、毎月基礎化粧品だけに30,000円の出費は軽いとは言えません。
費用対効果を考えるとそれほど高くない
その一方で、ドモホルンリンクルを実際に使っているユーザーの声には、コスパが良いという意見も意外と多く聞かれます。
商品一つずつについては最低でも60日分以上入っているので、一度注文したら何度も買う必要がありません。
競合する他社商品の容量はだいたい30日分で10,000円くらいするものもあります。
もちろん高いのには理由があり、高保湿の成分を配合していたり、無添加仕様になっていたり、金額相応のメリットが必ずあります。
それを考えると、ドモホルンリンクルが高いとは一概には言えない部分もありますね。
8点セットではなく単品で使う方法もおすすめ
また8点ラインで全てを揃えなくても、肌のお悩み別で必要なものだけを単品使用するという方法もおすすめできます。
例えば乾燥がひどい場合には高保湿美容液や美肌クリームを、普段のケアにプラスオンしてみてもいいでしょう。
市販の日焼け止めが合わないからUVクリームのみ肌に優しいものを使う、毎日の洗顔にこだわりたいなど、自分の肌に求めるものを今一度確認してもいいですね。
基礎化粧品は同じラインナップが望ましいのは事実ですが、普段使っている肌に合ったものにスペシャルとして足しても十分な効果を期待できます。
ドモホルンリンクルで肌が荒れたという口コミは?
ドモホルンリンクルに悪い噂があるとすれば、肌に合わなかったという内容もありました。
吹き出物、ヒリヒリ感、べたつきなど、感覚は人それぞれですがその原因についても調査しています。
ブツブツ(吹き出物)ができる?
ドモホルンリンクルを使って、ブツブツとした吹き出物のようなものができたという噂もあります。
配合成分には天然由来のものを使用していますが、肌の状態によっては一時的に出来物ができてしまうこともあります。
人の肌はターンオーバーと言って、一定のサイクルで生まれ変わりを繰り返していますが、その過程で古い角質が剥がれ落ちます。
古い角質には肌に付着して溜まった汚れを含んでいることもあり、それが原因でにきびのようなものができてしまいます。
さらに女性の肌は生理やホルモンバランスによって変化があり、同じ人の皮膚であってもいつも状態が同じということはありません。
吹き出物ができた時は、皮膚そのものが持つ変化が原因であることが多く、ドモホルンリンクルが原因とは一概には言えません。
肌がヒリヒリする?
出来物の他には、肌がヒリヒリしたりする感触の変化も聞かれます。
ヒリヒリの原因は主に肌の乾燥、皮膚表面が乾燥してくるとそれを保護する機能、いわゆるバリア機能が低下してきます。
バリア機能が低下した肌は刺激を強く受けやすくなるいわゆる敏感肌の状態、それを時には痛みのように感じることも少なくありません。
そこにドモホルンリンクルの成分が入り込み、冷たい感覚がヒリヒリとして伝わってきた可能性があります。
対策としては肌を乾燥から守ること、マスクやパックをして水分をなるべく逃がさないようにしましょう。
濃厚でベタベタしすぎる?
ドモホルンリンクルの質感が、人によっては濃厚すぎてべたつきを感じる場合もあります。
その原因はお手入れの仕方にあり、対策は方法を変えるだけです。
肌には一回で受け入れられる成分の量に限りがあり、その量の限界を超えてしまうとうまくなじまなくなってきます。
急いでお手入れをしたいがために、しっかりなじまないうちに与えるだけ与えてしまうと、入りきらない成分が残ってべたつきの原因になります。
ドモホルンリンクルは年齢肌に合わせて、保湿成分を濃厚に作られています。
1回ずつよくなじんだことを確認してから与えていく、ゆっくりしたペースでお手入れを続けていくように心がけましょう
合う人と合わない人がいる
化粧品は直接肌につけるものなので、合う合わないがあるのは止むを得ません。
どんなに高級で厳選された成分が配合されていても、100%全ての人に合っている商品を作ることはまさに100%不可能です。
ドモホルンリンクルは天然原料が約170種類使用され、安全性のための試験も6段階に分けて行われています。
しかしまれに、天然成分の一部にアレルギーを引き起こすものが含まれている可能性もあります。
一例を挙げると、魚由来コラーゲン商品を魚介類アレルギーのある人が使うと、ごくまれに副作用が出る場合もあります。
もしアレルギーを持っている場合は、事前にかかりつけの医師に相談してみましょう。
ドモホルンリンクルを一度使うとやめられなくなる?
ドモホルンリンクルを使っているユーザーの多くは、数年単位で継続、中には10年以上使い続けている人も少なくありません。
実際に高いスキンケア効果がある
ドモホルンリンクルが初めて発売されたのは1974年、実に40年以上の歴史があり、入れ替わりの激しい化粧品商品としては日本国内では異例ともいえます。
口コミの多くは、高い保湿力と豊富な成分によるリッチ感、年齢肌による乾燥のトラブルを予防し美肌を創り出す効果に大変評価が高いです。
また成分の多くが天然由来、いくつもの厳しい安全試験をクリアして作られているため、肌への優しさにも配慮されています。
金額にすると万単位でかかることもあるので決して手軽とは言えませんが、相応の効果があり、エステ通いに比べると安くつくという考えの人もいます。
ロングセラーになるのは単にブランド力や知名度だけでなく、本当に商品としての実力があるからという事実は否めません。
ドモホルンリンクルを使ってはいけないと言われる理由
そんな人気商品にも、かつては使ってはいけないという悪い噂もありました。
そのきっかけとなった1冊の本があります。
「買ってはいけない(1999年出版)」という本があった
1999年に出版された、買ってはいけないというタイトルの本があります。
この本には、当時販売されていた人気商品をピックアップし、1つ1つを分析しながら買ってはいけない理由を述べています。
ドモホルンリンクルについては、使い続けることで皮脂の過剰分泌、合成界面活性剤を使っているという記述がありました。
しかし基礎化粧品を続けることで油分の分泌量が増えるという事実は、どんな化粧品においても確認されていません。
また、界面活性剤の使用については、大豆由来の天然成分を使っていると再春館製薬では回答しています。
人気商品とは名前が知られているゆえに、アンチが多くなってしまうのもある程度仕方がないのですね。
まとめ
ドモホルンリンクルの悪い噂について、多くの人が気になる点について徹底的に調査してきました。
その結果、電話勧誘は今では行われておらず、配合成分についても、販売元の再春館製薬より一つずつ丁寧な回答があります。
一部の成分には天然由来の添加物が使われたり、またまれに肌に合わないという声もありますが、100%の人が完全に満足する商品を作るのは不可能です。
さらに、過去には中傷するような本も出版されたことがありますが、それも人気商品ならではの現象です。
金額的には確かにお手軽とは言えない部分もありますが、納得し使い続けているユーザーが多いので、ドモホルンリンクルの悪い噂は嘘と言えます。